Macbookを購入するにあたって難しいのが「ストレージ」。
Macbook Airは256GB~2TBまで柔軟に選択することができますが、容量を増やすと値段が格段に上がります。
一方で、ストレージを後付けすることはできないんですよね。
つまり、ストレージを選択ミスすると相当痛い….!
ちなみに僕はこれまで3台のMacbookを所有してきました。
なので、ある程度Macbookへの知識は深いと思います。
現在はM1 Macbook Airを持っています。
そこで、今回はMacbookのストレージはどれを選ぶべきか紹介します。
結論! 工夫次第で256GBで十分 (クリエティブ用途を除く)
結論から言うと、大半の人は256GBの容量でも問題ありません。
僕のMacbook Airも256GBストレージです。外部ストレージは使用しておらず、クラウドを活用してます。
M1 Macbook Air 2020: 256GB SSD
クラウド: iCloud, OneDrive
外部ストレージ: なし
僕は、書類関係はクラウド保存が多いのでPC本体への保存はあまりありません。
なので、ストレージ内は100GB程度です。
使用用途はこんな感じ。ストレージは貯まりにくい用途ですが、ほぼ毎日作業しているので512GBはほぼ不要といえます。
- ブログ執筆
- 研究の資料整理(Office)
- デザイン・写真編集
大半の人が256GBで十分だと結論づけられる理由は4つあります。
- ストレージの優先度は低いから
- 書類作成に容量は必要ないから
- クラウド・オンラインツールが増えているから
- 外部ストレージを購入したほうが安いから
理由1. ストレージの優先度は低いから
ストレージの優先度は意外と低いんですよね。
Macbookを選ぶ優先度は、メモリ(RAM) > CPU > ストレージとなっています。
それぞれの用語を少し解説します。
- メモリ: PCのマルチタスク能力
- CPU: パソコンの頭脳
- ストレージ: データの保存容量
ちなみにメモリ= デスクの広さ、ストレージ = 引き出しの大きさで例えられます。
これで分かる通り、メモリが小さいとパソコンが動かないことが多発します。
ストレージは不足した時にデータ削除や移行を行えば、問題なくパソコンを使用できます。
なので、メモリやCPUを選択ミスするほうが致命傷になるわけです。
金額的に見ても、ストレージを選択することは得策とは言えないです。
なんとM1Macbook Airのストレージ512GBを購入する場合、最新モデルM2 Macbook Airを購入することができるんです。
M1 Macbook Air | M2 Macbook Air | |
---|---|---|
256GB | 134,800円 | 164,800円 |
512GB | 162,800円 | 192,800円 |
1TB | 190,800円 | 220,800円 |
2TB | 246,800円 | 276,800円 |
せっかく購入するなら最新モデルがいいですよね。
M1-M2チップはメモリ8GBでも十分動くからストレージにお金をかけたいと思われる方もいると思います。
ただ、メモリ8GBだと動作が重いと感じることは結構あります。
なので、動画編集やデザイン編集をする方はまずチップやメモリをアップグレードすべきです。
理由2. 書類作成に容量は必要ない
実は、書類作成はデータが軽いんです。基本的には~1MB以内のデータが多く、相当量の資料でも100MB以内に収まります。
データ量が少ない使用用途はこちら。
- オフィス系(Word,Excel,PowerPoint)
- メモ、議事録
- レポート作成
- ブログ執筆
僕はオフィス系のデータが大量にありますが、全て合わせても20GB以内です。
なので、ストレージを心配する必要はないです。
今のパソコンのストレージを確認してみるといいですね。
理由3. クラウド・オンラインツールが増えている
最近はクラウドを使うことが一般的なので、ストレージを増やす必要がなくなりました。
具体的には以下のようなクラウドがあります。
- iCloud
- OneDrive
- Google Drive
iCloudは5GBまで、GoogleDriveは15GBまで無料で使用することができます。
データ量が多い場合は、有料プランになりますが価格も比較的安いです。
ちなみに僕は、iCloud(50GB)を契約していて、130円/月です。
クラウドは他のパソコンを使うときにも、データを移行する必要がないのでオススメです!!
また、最近はオンラインツールなんかも増えてきました。
パソコン本体に保存する必要はないので、ストレージに余裕をもたせられることができます。
- 写真加工・デザイン: Canva
- メモ: Notion
- Office関係: Googleドキュメント、スプレッドシート
理由4. 外部ストレージを購入したほうが安い
実は、ハードディスクやSSDなどの外部ストレージを購入した方がお買い得なんです。
M1 Macbook Air (256GB) + 外部SSD | M1 Macbook Air (512GB) | |
---|---|---|
本体価格 | 134,800円 | 162,800円 |
外部SSDの価格 (SanDisc 500GB) | 11,900円 | |
合計金額 | 146,700円 | 162,800円 |
M1 Macbook Air (256GB) + 外部SSDのほうが容量が大きいですが、価格が1万5000円安いです。
複数のパソコンでデータを見ることができるメリットも考えると、Macbookのストレージは256GBの方が断然お買い得です。
ちなみに、今回参考にしたSSDはこちら。コンパクトかつ読み込み速度が速いので人気のモデルです。
用途に合ったストレージの選び方
256GB: 大半の使用用途
256GBで十分な方は以下の用途の方です。
- ネットサーフィン
- 動画閲覧
- ビジネス用途
- レポート作成
- 休日のクリエティブ用途(写真加工・動画編集)
趣味で写真加工や動画編集もする方も基本的には256GBで十分です。
ストレージが不足し始めたら、クラウドや外部ストレージに保存すれば大丈夫ですよ。
512GB以上: クリエティブな仕事用途
仕事でデザイナーや動画編集をしようと考えられている方は、512GB以上を検討してみると良いでしょう。
クリエティブ用途では編集データだけでなく、アプリ自体が重いです。
Adobeのアプリは合計10GB程度はするので、ストレージに余裕をもたせる必要があります。
ただ、これから始めようとしている方は256GBでも十分かなと思います。
まとめ
まとめると、クリエティブ系の仕事をする方以外は256GBストレージで十分です。
理由は以下の4つ。
- ストレージの優先度は低いから
- 書類作成に容量は必要ないから
- クラウド・オンラインツールが増えているから
- 外部ストレージを購入したほうが安いから
ストレージは抑えることで、最新モデルを購入できます。
ぜひ自分に合ったMacbookを見つけてください。
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